「CLINIC magazine No.606」に掲載:医院・クリニックのホームページコンテンツ作成について

CLINIC MAGAZINE 2019 9月号

CLINIC magazine No.606
2019.12発行 掲載内容:見開き2P

明日を創る医療総合誌「CLINIC magazine」2019.12号に弊社代表・上田が記事を執筆させて頂きました


検索エンジン対策における
コンテンツ作成とは?


最近、WEBサイトを作成する際に、コンテンツが大事だとよく言われますが、何を意識して作ればよいですか?
患者さん目線でページ構成、コンテンツ作成することが大切です。



Googleを意識したコンテンツ作成について

第2回目の掲載でも記載しましたが、Googleには【ユーザーを最優先する】【WEBサイトの保有者をサポートする(知名度を上げていけるように最大限サポートする)】という方針があります。それを踏まえコンテンツを作成する際に注意することは、患者さんが調べたがっている情報、受けたいと思っている治療内容に関して、医院が提供できることをしっかりと記載することです。また、患者さんがそれらの情報を検索して調べやすくページを分けて作成することが重要です。

コンテンツ作成の前にページ構成(サイトマップ)を考える

ここでは、耳鼻咽喉科を例に説明します。現在、耳鼻咽喉科のWEBサイトを探す患者さんのパターンとしては、①友人に紹介された耳鼻咽喉科を受診したい(場所、診療時間、医師、医院名について検索)②地域の耳鼻咽喉科を検索したい(地域名、駅名+耳鼻科で検索)③特定の疾患を診てもらえるか知りたい(中耳炎、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、長引くのどの痛み、めまい・耳鳴り、睡眠時無呼吸症候群などを含んだキーワードで検索)④耳・鼻・のどの症状に関する治療を相談できるか知りたい(耳が痛い、聞こえづらくなった、鼻が痛い、鼻水が止まらない、めまいが続く、耳鳴りが治らない、昼間の眠気がひどいなどを含んだキーワードで検索)が考えられます。ですが、従来のWEBサイトのメニューは、HOME、医師紹介、診療案内、設備紹介、診療時間・アクセスなどのページ作り(5ページ)が主流でした。患者さんのニーズを満たすコンテンツ作りをする場合、WEBサイトのメニューは、HOME、医師紹介、診療案内一覧、中耳炎、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、のどの病気、耳鳴り、めまい、睡眠時無呼吸症候群、設備紹介、診療時間・アクセス(12ページ)というように作成するほうが患者さんもどのページに欲しい情報が掲載されているか分かり易くなります。また、各疾患別にページを作成する際に、自院ではどのような治療まで行っているか記載することで、患者さんもその内容を確認し来院してくるケースが増えています。

具体的なコンテンツ作成について

コンテンツを作成する上でいくつか注意点があります。1ページあたりの文字数は目安として1,000文字以上にしてください。また、そのページを何というキーワードで検索させたいか想定し、作成する文章内にも必要な範囲でキーワードを単語として使用するようにしてください。また、疾患名や特定の症状についてコンテンツを作成する場合は、疾患の説明、原因、症状に関する内容は比較的簡素化し、自院の治療の流れ、実施する検査内容、治療方法、治療後の経過観察、治療を行っていく上でよくある質問について充実させることが必要です。



よくコンテンツ作成が上手くいっていないWEBサイトの例としては、1)診療内容にたくさんの疾患情報を少しずつ掲載しているページがあります。耳鼻咽喉科の例でみてみると、診療案内のページに、初診の方へ、耳の病気、鼻の病気、のどの病気などがすべて記載されており、各疾患の検査や治療内容が別のページに作成されていない場合があります。これでは、地域名+耳鼻科と検索してくる人しかで満足させられません。2)WEBサイトのコンテンツを他の医院からコピー(引用)しているページがあります。WEBサイトを作成するのはかなり労力を使うので、他のWEBサイトを参考にして作成することはよくありますが、コピー(引用)して作成してしまうとGoogleからは評価されず、そのページはなかなか検索結果の上位には表示されません。3)WEBサイト内で作りこまれたページと情報量が少な過ぎるページが混在している場合があります。作りこまれたページは、他院とも差別化できる内容が記載されていますが、そうでないページは300文字以内でページだけがある状態になっています。情報量が少ないページは、他のページと統合するか、提供できる内容をまとめコンテンツを追記しなければ検索の評価を受けづらくなってしまいます。これら3例は代表的な失敗例ですのでご注意ください。また、第2回目でも記載しましたが、Googleは、品質評価ガイドラインで「E-A-T」EはExpertise(専門性)、AはAuthoritativeness(権威性)、TはTrust Worthiness(信頼性)言っています。患者さんに詳しく説明しすぎるのはどうかと悩んでしまうこともあると思いますが、自院が提供している内容について詳しく記載するようにしてください。次回は、コンテンツ作成したページをより検索にヒットさせるためのキーワードの設定について記載します。