「CLINIC magazine No.609」に掲載:医院・クリニック開業時のホームページ作成業者の選び方

CLINIC MAGAZINE 2020 2月号

CLINIC magazine No.609 2020.03発行 掲載内容:見開き2P

明日を創る医療総合誌「CLINIC magazine」2020.03号に弊社代表・上田が記事を執筆させて頂きました

先生はプロデューサーとして、
どんな会社をパートナーに選ぶべきか?

WEBサイトを作成する際の失敗しない業者選びのポイントは何ですか?
先生に合ったサービス・人(会社)を選ぶ知識があるかどうかが大切です。

業者選びの前に

ここまで6回に渡ってWEBサイトの作成に関する知識をまとめてきましたが、いざ先生がWEBサイトを作成するときにどんなサービス・どの会社を選ぶべきか悩むと思いますが、大切なことは先生がどこまでサポートを必要としているかです。まずは、できる範囲は自分で作成したい人、信頼できる業者に任せて自分は診療に集中したい人の2つに分かれます。

次に、業者に任せてとりあえず一般的なWEBサイトを作る、デザインに凝ったものを作る、WEBサイトからの反響(集患)に力を入れて作る、の3つに分かれていきます。WEBサイトを作るときに自分はどのパターンなのかをまずはしっかりと確認することが大切です。

WEBサイト作成の費用相場を把握する

WEBサイトを作成するために必要なサービスと業者に依頼した場合の費用相場について記載いたします。ドメイン(年間約1,000円~10,000円)、サーバー(月額1,000円~2,000円程度)、ドメイン・サーバーの管理、サーバートラブル対応など(月額2,000円程度)、ホームページを作成費40万円~50万円(8ページ程度)、カメラマンによる撮影(1回35,000円~50,000円)となり、作成後に追加で1ページ作成する場合(1ページ:20,000円~30,000円)となります。初期費用が40~55万円、月額4,000円でWEBサイトを作成することができます。ここからさらに他の医院と差別化するために作成するページ枚数を増やしたり、掲載する文章のたたき案を業者に作成してもらったり、月々更新やページ追加サービスをオプションとしてつけたりと先生が求めるものによって費用が異なってきます。

医療機関のWEBサイトを業者に依頼する場合のプランは2つあります。1つ目は、初期費用で50~70万(作成ページは10ページ以下)・月額費用15,000円~20,000円(月々1ページ追加などの更新サービスが付加されています)、2つ目は初期費用100~120万(作成するページは、15ページ以上)・月額費用4,000~5,000円(追加ページなどは都度見積もりとなります)があります。違いは、最初に作りこんでしまうか、徐々に充実させていくかという点です。どちらのプランでも充実したWEBサイトを作成することができますし、3年間運用すると費用はほとんど変わりません。ですが、月々ページを追加していくプランを申し込んでいる先生方は、私が12年間で300医院の先生方とやり取りしたイメージですと、WEBサイトが一度完成すると、日頃の診療などに時間がとられ、後から追加でページを増やすことができている方は2割程度だと思います。

つまり、8割の方は月々更新したり、ページを追加することができる費用を支払っているのですが、活用できていないと言えます。ですから、業者に依頼するプランを選ぶ際は、自分がどちらの方法があっているかきちんと判断する必要があります。

医療専門、実績の落とし穴にご注意ください。

(参考)Googleの検索結果

先生方が、WEBサイトを作成する際に、複数の業者がありどこも医療専門、実績が豊富ですと案内を受けると思います。では、どのように見分ければ失敗しないのかというと、これは私の私見ですが、どの会社もある程度制作したことがあればそれなりのWEBサイトを作ることができると思いますが、選定のポイントは担当者が誰になるかが大切です。実は、医療専門のWEB制作会社と言っても担当する方の半分以上は経験がありません。会社には実績があっても担当者にはそれを十分発揮できる能力があるかどうかわからないのが問題となります。

では、先生はどのように担当者を判断すれば良いかというと、ご自身の診療内容や先生が得意とする疾患の治療内容について知っているかどうか質問してください。医療機関のWEBサイトの反響は、コンテンツの充実、患者さんを意識したキーワードの設定、WEBサイトのユーザビリティです。つまり、担当者が先生の治療内容を把握していないのに、最適なWEBサイトができるはずがありません。眼科であれば白内障と緑内障の違いを理解しているのか、耳鼻科であればネブライザーという機械は何をするためにあるのか、内視鏡クリニックで胃・大腸の検査件数を増やすためのポイントは何なのか、など簡単な質問をしてみてください。そうすれば任せるべきかどうか判断できると思います。

一番やってはいけない失敗例は、会社の実績で検索上位表示している事例が多かったという理由で、申し込みをしてしまうことです。この場合は、先生が望むWEBサイトができるかどうかは運に任せるしかありません。運に任せるのではなく、失敗しないためには話を聞いた会社の担当者の医療知識をしっかりとチェックして業者を選定してください。